2005年12月11日

屋外は日中でも気温が零下2度前後で、家の中にいても足が冷たいので、毛糸の靴下を2枚重ねてはいております。

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昨日は14年ぶりに再会したロシア人とドイツ人の夫妻と、ミュンヘンのある日本料理店で夕食をとりました。彼らの12歳と9歳の子どもたちは、私たちが話をしている間、クレヨンで紙にお絵かきをしたり、絵本を読んだりしておとなしくしていました。ところが、店にいた日本人のグループの子どもたちは、大きな声でギャーギャー叫び続け、店員どころか、親も全く注意しません。ドイツ人の子どもたちも、余りのうるささに「いったい何だろう」という顔をしていました。

こういった体験は実は初めてではなく、知り合いの某日本人特派員の家でも、体験しました。(そこでも2人の男の子が、食事中にギャーギャー叫んで家の中を走り回り、私の皿から食べ物をつまみ食いしました)。ドイツの教育にも色々問題点はありますが、こと公共の場での振舞いに関するしつけについては、日本よりもドイツの方が、親の権威がまだ生き残っているようです。子どもにしても若者にしても、ドイツの方が日本よりも、個人としての独立心をわきまえているような気がします。

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私が事件記者だった頃にも、意外な事件は色々ありました。それでも、23歳の塾の講師が、12歳の小学生を塾の中で刺し殺したり、事件記者がむしゃくしゃしたから、自分で放火をしたりといった、「想定外」の事件の続発には、ちょっと驚かされます。